約 478,631 件
https://w.atwiki.jp/indexorichara/pages/826.html
ぐ~ぐ~ぐ~ 「あ~、お腹空いた~」 「仮屋・・・毎度のこととは言えその腹の音、何とかならないのか?」 「そんなこと言ったって~」 「バイキングやってる店までもうすぐだよ、仮屋様。涙簾ちゃんもお腹ペッコペコじゃない?」 「・・・いえ、私は」 成瀬台の風紀委員に助力し、重徳達スキルアウト集団を潰した界刺達は夜の街を歩いていた。 今から夜食をバイキングでとることになっている。 何故バイキングなのかというと、メンバーの1人に大食漢がいるからであり、食費の節約のためでもある。 そのメンバーの1人―仮屋冥滋―は界刺の言葉を聞いて目を爛々と輝かせる。 「そ、そうだね!界刺クン、ボク頑張るよ!!」 ぐ~ぐ~ぐ~ 「・・・お腹の虫は正直みたいですね、仮屋先輩」 ぐ~~~ 「!!」 「・・・涙簾ちゃんのお腹の虫も正直みたいだね。なぁ、真刺?」 「そのようだ・・・うん?仮屋、水楯。目当ての店が見えてきたぞ」 「ホント!!よ~し!!」 「///」 仮屋にツッコミを入れた少女―水楯涙簾―もどうやらお腹が空いているようだ。 恥ずかしがる水楯に界刺がツッコミを入れていると、不動から店にもうすぐ到着することが告げられる。 心無しか駆け足になる界刺達。そのまま店の入り口へ辿り着こうとしたその時、界刺達が来た道の反対側から賑やかな声が聞こえて来た。 「・・・ということがあったんですよ。どう思います?破輩先輩、厳原先輩?」 「その勇路という男・・・私なら地平線の彼方にまで吹っ飛ばしているわね、一厘」 「ふ・・・不潔です!!!」 「一厘さん・・・テストが終わったばかりなのに・・・大変だったんですね」 「ハハハ!!!湖后腹の言う通りだ!ぶっちゃけ一厘も大変な目に遭ってたんだな。ハハハ!!!」 「何で笑ってんのよ、鉄枷!!喧嘩売ってんの!?」 「・・・一厘さんの言う通りだと思います。鉄枷君・・・」 「ゲッ、春咲先輩!?ぶっちゃけ冗談ですってば!!本気にしないで下さいよ!」 「全く、これだからあなたは・・・っと、皆まで言う必要はありませんか」 「何だよ!言いたいことがあんならハッキリ言ったらどうだ、佐野!!」 「別に~」 「てめぇ!!」 「うるさい!!鉄枷!!」 「グッ・・・すみません、破輩先輩」 「破輩先輩・・・私、今日は余り時間が・・・」 「わかってるよ、春咲。用事があるんだろ?私達に気にせず途中で抜ければいいさ」 下手をすると喧嘩にまで発展し兼ねない勢いで喋り捲っている集団―風紀委員159支部の面々―と界刺達は店の入り口でバッタリ相対する。 「あ」 「あ」 界刺と一厘の目が合う。お互いがお互いを認識する。そして・・・界刺は一目散に逃げ出した。 「な、ちょ、ちょっと!!何、人の顔を見た瞬間にトンズラこいてんのよ!!」 「(今の俺は絶賛女難中だっつーの!!こんな所で今日会ったばかりの『あの』常盤台お嬢様グループの1人と顔なんか合わせたくねぇー!!)」 いけないモノを見てしまったようなリアクションをした後に速攻で逃げ出した界刺に憤慨する一厘だったが、界刺はそれ所ではない。 「(絶対に面倒事に巻き込まれる!!そうでなくとも酷い目に遭うの確定おめでとうセールまっしぐらだよ!!ここはさっさと逃げるに・・・)」 「何処に行くのかなぁ~、界刺ク~ン?」 「おわっ!仮屋様!?」 逃げる界刺に追い付く所か、取り押さえてしまう仮屋。能力『念動飛翔』による巨体に見合わない俊敏さを発揮したのである。 「界刺クン、言ったよねぇ。今日はバイキングだって。ボク、すごく楽しみにしているんだよ~。なのにさぁ、何処に行っちゃうの~?」 「ま、眼(まなこ)が白目状態ですよ、仮屋様!!恐い恐い!!ハッ、まさかこれが噂に聞く仮屋様の“恐怖モード”!?」 「界刺ク~ン・・・!界刺ク~ン・・・!!界刺クンってばああぁぁ!!!」 「わかった、わかりました!!戻ります!!戻りますから、その白目で俺に迫ってくるのをやめてくれぇ~!!」 仮屋の顔面(白目状態)が真近にまで迫ってきた界刺が必死に許しを請う。食べ物が絡むと仮屋は仏様にも魔王にもなってしまうのだ。 「碧色の髪・・・あれがお前の言っていた『シンボル』か?あの巨漢も?」 「はい・・・。あ、あの巨漢の方は会ったことないからわからないですけど・・・」 159支部のリーダー―破輩妃里嶺―が一厘から聞いた話を元にした判断をし、一厘が返答する。 「その服装・・・風輪学園の。成程。ということは、そちらは風輪学園の風紀委員で間違いないか?」 「ええ、その通りよ」 不動の推測を交えた質問に破輩が明快に回答する。それを機に他の風紀委員メンバーも口を開いていく。 ―厳原記立が―「ということは、あれが悪名高き『シンボル』の変人ですか・・・不潔です!!」 ―湖后腹真申が―「大丈夫ですよ、厳原先輩!先輩達に何かしようものなら、俺がブッ飛ばしてやりますよ!!」 ―鉄枷束縛が―「おお、やる気満々だなぁ、湖后腹。ハハッ、ぶっちゃけ女性にイイトコ見せるチャンスかもしれねぇもんな」 ―春咲桜が―「・・・鉄枷君じゃあるまいし」 ―佐野馬波が―「相変わらずだねぇ、鉄枷は」 店の前であーだこーだ騒ぎ始める面々。店側とすれば営業妨害以外の何物でもない。それに気付いた不動が破輩達にも店へ入るように促す。 「こ、こんな所で立ち話もなんだ。店や他の客の邪魔になり兼ねん。一先ず店の中へ入らないか?」 「それもそうね。・・・これじゃあ営業妨害と取られても仕方無いわ。さぁ皆、さっさと入るわよ!!」 破輩の指示を受け、店内に入っていく159支部の面々。何とか衝突を避けられた不動が安堵の息を吐いていると、 「ふぅ・・・」 「・・・不動先輩。界刺さんと仮屋先輩が」 「えっ。あっ、忘れてた!!」 不動と水楯の視線の先には、仮屋に圧し掛かられたままの界刺の精根尽き果てた姿があった。 バクバク!!! 「何で君がこの深夜に外歩いてんの?常盤台って門限決まってなかったけ?」 「ちゃんと外出許可は貰ってるわ。・・・話を戻すけど、もう事件は解決したってことよね」 「うん、そうなるね」 「それにしても・・・速いなあ。椎倉先輩の言うことを信じていなかったわけじゃないけど・・・驚きだわ」 「椎倉先輩だけの力では無い、勇路先輩、寒村先輩、速見達現場の力も合わさっての結果だ。別段驚くことでも」 顔見知りがいたということもあってか、風紀委員と『シンボル』の面々は同じテーブルで食事を取ることになった。 その席で不動から成瀬台で起きていた事件の顛末を聞いた一厘は、迅速極まりないスピード解決に驚きの声を挙げていた。 バクバク!!! 「だが相手は数百人規模で銃器も所持していた。加えて能力者も数名いたのだろう?」 「ああ」 「如何に成瀬台の風紀委員が強くても、そうことがうまく運ぶとは思えないけどね」 「相手のボスとタイマン張ったのは、風紀委員じゃ無くてウチの学校の不良だったからねえ。あいつ、能力者相手によく健闘していたよな」 「ああ、あの男が部下に指示を出すリーダー格を足止めしたのは大きかったな」 「不良・・・?ああ、あの3人組か」 破輩の疑問に界刺と不動は重徳と闘った不良―荒我―に言及する。一厘もそれとなく覚えていたようだ。 バクバクバク!!! 「なら、貴方達は何をしていたの?」 「へっ?俺達?俺達は理由あって筋肉痛が酷くてさ。風紀委員様に頼んで“裏方”に回してもらったの」 「私達は寒村先輩達の後方支援担当といった所か。具体的には雑魚掃除に精を出していた。 あの時の勇路先輩と寒村先輩は、敵の主力と1対1でぶつかっていたからな。2人に余計な邪魔が入らないようにしていたのだ」 「何だよそれ!!ぶっちゃけ役に立たなかったってことじゃねぇの?筋肉痛が酷かったって・・・ぶっちゃけ言い訳みたいに聞こえるぜ」 「全く以ってその通りだ。己の不甲斐無さに腹が立つ。これからはもっと過酷なトレーニングを己に課すつもりだ」 「(・・・何か嫌な予感が)」 厳原の質問への回答に鉄枷が反応するが不動は素直に認め、界刺は朝のトレーニングがキツくなることに警戒感を抱いていた。 バクバクバク!!! 「(何かやり辛ぇ。普通この場面はぶっちゃけ言い返すトコだろ)」 「全く鉄枷は何もわかっていませんねぇ」 「何だよ、佐野。さっきから妙につっかかってきやがって!」 「あなたのバカさ加減に呆れているんですよ。いいですか?彼等は風紀委員と敵の主力のタイマンを他のスキルアウト達に邪魔させないようにしていたんですよ? 武装した多くの人間を相手にたった数名で。しかも、夜という目視が効き難い状況下で」 「!!」 「・・・付け加えるなら、成瀬台の不良君と敵のボスとが闘っているのも、連絡系統が乱れたこともこの人達は知っている。 つまり、この人達は戦場の出来事を広範囲に渡って把握しながら闘っていたということ。“裏方”の一言で済ますには働き過ぎだと思う」 「うっ・・・」 鉄枷の言に佐野と春咲が反論し、そのいずれもが見事な推論であったためにぐうの音も出ない鉄枷。 バクバクバクバク!!! 「ふ~ん。形製さんの言った通りか・・・。ねぇ、何でそんなに強くてさ、学園都市の治安を守ろうという意思もあるのにさ、風紀委員に入らないの?」 「むっ?そ、それは・・・」 「メンドくさい」 「はっ?メンドくさい?」 「うん、メンドくさい。何で治安活動に努めるっていうお題目に俺が縛られなきゃなんないの?」 「縛られって・・・。それじゃあ、界刺さんは何で『シンボル』に入って・・・」 「何でかって?フフン♪よくぞ聞いてくれた。俺が『シンボル』に入った理由はただ1つ!!俺の素晴らしきファッションを学園都市に流行させるためだ!!」 「「「「「「「・・・・・・・・・は?」」」」」」」 界刺の素っ頓狂な発言に疑問の声しか出ない159支部の面々。逆に不動はため息を吐く。 バクバクバクバク!!! 「俺にとっては『シンボル』の学園都市を守るっていう活動は、“ついで”でしかないんだよなあ」 「何スか、それ!!何か治安活動に従事する人達を馬鹿にしてませんか、その態度!?」 「君達が風紀委員の活動で人を助けることと、俺がファッションを流行させる“ついで”に人を助けることにどれだけの違いがあんの?同じことじゃない?」 「全然違いますよ!!」 「ぶっちゃけ湖后腹の言う通りだ!!てめぇのと一緒にすんじゃねぇ!!」 「ふ~ん、そんなモンかね。でも、ウチのメンバーって真刺以外は・・・だもんな」 界刺の余りの発言に湖后腹と鉄枷は抗議する。目の前の男は風紀委員の仕事を自分のファッションを流行させる“ついで”レベルでしか見ていない。 そんな態度を絶対に認めるわけにはいかない。でなければ・・・ 「他の方々は何故『シンボル』に?」 「私はそもそも『シンボル』の創設者だ。“高位能力者が責任と自覚を持って学園都市内の人間を守る手本となる”という目的の下で創ったのだ」 「・・・私は・・・界刺さんと一緒に居られる時間ができるから・・・です」 「バクバクボリボリバリバリベリベリはむはむガツガツザツザツ(う~んとね、ボクは不動に誘われて。夜食をお腹一杯食べられるからって教えられて)」 「おい、仮屋。食べながら喋るんじゃない。何を言っているかわからん。というか、さっきから食ってばかりだな、お前」 「だってさ、ここの料理、すっごくおいしいんだも~ん」 「・・・・・・皆さん、よく纏まっていられますね」 巌原の質問に不動、水楯、仮屋が答えるが、てんでバラバラな回答をするため巌原は些か困惑する。 「ま、別にいいんじゃないか、記立。ウチのレベル4連中よりはマシだろ。“ついで”でも何でもちゃんと結果は出しているようだし」 「妃里嶺・・・」 意外にも159支部リーダーの破輩が界刺達の考え方を認めた。それに抗議する159支部のメンバー。 「破輩先輩!!それってどういう・・・」 「ぶっちゃけ認めちまったら駄目でしょう!!破輩先輩!!」 「あ~、うるさい!!折角のバイキングが台無しになるだろ!!他の客の迷惑も考えろ、湖后腹!!鉄枷!!」 「(破輩先輩の声もぶっちゃけデカイです)」 「結局は結果を出してナンボだ!ウチのレベル4みたいに実力はあるけど自分は関わらない体を貫いている馬鹿共よりは何倍もマシだろうよ!」 「「・・・・・・」」 湖后腹と鉄枷は黙り込むしかなかった。風輪学園に16人しかいないレベル4の大半は、風紀委員の要請を受けても消極的で一切関わろうとしない。 理由は様々にあるだろうが、自分達が通う学園内での問題にも知らん振りである。風紀委員じゃ無いと言われればそれまでなのはわかっているが、 レベル4という力はそれだけ強大なのである。何故もっと社会のために役立てないのか?鉄枷他風紀委員メンバーは常々疑問に思っている。 だからこそ、破輩の言葉に黙ることしかできなかった。目の前にいる“風紀委員じゃ無い”者達は理由がどうあれ、ちゃんと結果を出したのだから。 「ったく。不動っつったか。お前も相当苦労しているようだな。癖のあるメンバーばっかりで」 「そちらこそ。風輪学園の噂は私も耳にしている。先程のレベル4より云々を聞くと・・・しんどそうだな」 「・・・わかる?」 「わかるとも」 苦労性ゆえか、何やら意気投合しそうな破輩と不動。それを横目に見る春咲は、何故か時間を気にし始めていたのだった。 continue…?
https://w.atwiki.jp/indexorichara/pages/907.html
【名前】笛山 篠 (ふえやま しの) 【性別】女 【所属】科学 【能力】微小念動(マイクロムーバー) レベル2 【能力説明】 名前が違うだけでただの念動力と変わらないが、発現当初から同レベルの念動使いに比べて力の量が少ない。レベル2の今でも素の腕力で持てないものは厳しいらしい。 そのぶん力を分割したり形を自由に変えられたりと小回りは効くが、レベルが上がっても物量的に弱いままだったのを嘆いた本人の申請で現在の能力名に付け直された。 【概要】 国鳥ヶ原学園高等部2年の女子生徒。風紀委員にも所属。微妙に後ろ向きな準負け犬系女子。 もともと関西方面の出身で、家庭の事情で学園都市の住人となって以降、どこを見回してもイケメン美人天才巨乳なんでもござれな学園都市において、 多少努力をしても「そうでない側」であることに事あるごとに打ちひしがれている。学園都市に入った直後はそのたびに友人や風紀委員の同僚に愚痴をこぼしていたが、 いい加減慣れてきたのか最近は改善がみられその回数も減ってきたらしい。 風紀委員の中ではやはりというかヨゴレ役。主に外回り担当で、スキルアウトの兄ちゃんたちに潰されそうになったり高位能力者間の仲裁に入って八つ当たりされたりしつつ、 なんとか軽傷ですませてきている。いざ(といってもそこそこの頻度で)戦闘となれば、 そこそこ高い身体能力と能力を駆使した肉弾戦(微小念動を拳にまとった強化打撃、身体にまとった強化防御など)で対処する。 ちなみに、打ちひしがれていないときは割と活発な性格である。他にもやけに数学が得意だったりして、初見の印象とのギャップで驚かれることも少なくない。 【特徴】 全体的な印象は良い感じだが、顔とかじっくり観察するとそこまで美人というわけではない。髪は黒で、肩より下くらいのセミロングを適当に纏めている。 150cm台後半の身長で平均以下の胸に、やや太めの脚。 ただし本人曰くこれは筋肉が付いてしまっているからで、お腹のあたりは良い感じに締まってるとのこと。 【台詞】出身の関西の語尾が時折混じる。状況によってタメ口と敬語の使い分け。一人称は「ウチ」。 「こればっかりは天分やから、嫌なら別の部分磨いて追いつくしかないんよね。ウチはちょっと前からそう思うことに決めてるの。」 「なッ!?あのスタイルでしかも美人………やっぱり学園都市はみんな反則なんやぁぁぁあああ!!ぐすっ……。」 「えっ…『…熱でもあるの…?』って…ウチはもともとこれぐらいうるさい人間なの!あんなブルーな状態がノーマルなわけじゃないんよ?」 【SS使用条件】 どのようにでもどうぞ
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/4309.html
最新話 「…という夢を見たのよ」 「次にお主は「夢オチかよ!」と言う」 「夢オチかよ! ……ハッ!?」 「夢オチなんですか!? ……ハッ!?」 あらすじ 顕界と冥界の境に存在する街にある西行寺学園。 学園の風紀と平和を守るため,半人半霊の少女・魂魄妖夢は今日も剣を執る。 風紀委員会に所属する彼女は果たして何を感じ,何を得ていくのか…。 解説 風紀委員の妖夢とその仲間達が繰り広げるドタバタ学園コメディ(らしきもの)。 風紀委員会とは言うものの,入会理由が「人を斬れるから」という人物がいたり,図書館で暴れてそのまま立ち去るなど,不適格な人物も多い。 また,非戦闘キャラと称してMUGENに存在しないキャラが出るなど,配役はフリーダム気味。 AIがないキャラはうp主が操作することもあるが,相方に頼りきったそのプレイスタイルは酷いの一言。 第九話からうp主曰く「シリアスよりになる」第二章がスタート。急転直下で妖夢を巡る異変が起こる。 そして第二十六話から最終章が開幕。 真実を知る者達の戦いの行方は… 2012年5月5日完結。 + 登場人物 + 白玉楼の人々 魂魄妖夢・・・主人公(ときどき空気)。二年生。風紀委員会所属。学園長宅(白玉楼)に居候中 西行寺幽々子・・・西行寺学園創設者にして学園長。校則にやたらと食べ物関係が多いのはたぶんこいつのせい アンリ・・・幽々子の従者。コ○ケカタログを購入していたことなどから,同人作家でもあるようだ 鷲塚慶一郎・・・白玉楼勤務 天草四郎時貞・・・白玉楼勤務。とある理由でただ働きを強制されている。目玉焼きにはソース派。ちなみに,幕末の人。 + 西行寺学園の人々 + 妖夢のクラスメイト 御名方楓・・・二年生。妖夢の幼馴染。新聞部所属で,役職は副部長 両儀式・・・二年生。風紀委員会所属。現副委員長によって無理やり委員会に入れさせられた 京堂扇奈・・・二年生。風紀委員会所属 東風谷早苗・・・二年生。オカルト研究部所属。巫女だが,信仰心が足りない ササキ・コジロー・・・二年生。帰宅部。なにかと不遇 クリス・・・二年生。軽音楽部所属 + 風紀委員会 カイン・R・ハインライン・・・三年生。風紀委員長。暴走気味の委員会メンバーを取りまとめる苦労人 シエル・・・三年生。副委員長。教師陣を含めた当時の委員会メンバー全員に反対されて委員長になれなかった過去を持つ。カレー馬鹿 グラント・・・三年生。ハインライン家執事。すぐ寝る 廿楽冴姫・・・二年生。宣伝動画に出られなかった 真田幸村・・・一年生。生真面目で熱血だが,少々周りが見えていないことも… + 生徒会 草薙京・・・三年生。生徒会長だが,実権は副会長に握られている 吾妻エレン・・・三年生。副会長。実質生徒会長。「面白ければいい」という考えの持ち主で,新聞部を廃部から救ったり,情報を流したりしている K ・・・二年生。単位不足を補うために生徒会役員になった 矢吹真吾・・・二年生 遠野秋葉・・・一年生 キム・ジェイフン・・・一年生 有里湊・・・「厄神さまのおしごと」の主人公 + 新聞部 射命丸文・・・二年生。新聞部部長。楓を新聞部に引き込んだ張本人。妖夢について気になることがあるようだが… 犬走椛・・・一年生。文の幼馴染。うp主のアシスタント + オカルト研究部 ザッパ・・・三年生。部長。とある場所に赴いた際,幽霊に憑りつかれてしまった デュオロン・・・三年生。副部長 アリス・キャロル・・・一年生 安栖頼子・・・二年生 + 科学部 ウェスト・・・西行寺学園科学教師にして,科学部顧問。発明品が絡むと性格が変わる。その正体は・・・ シルヴィ・ガーネット・・・西行寺学園非常勤講師 岡崎夢美・・・三年生。科学部部長 大道寺きら・・・一年生 ナツメトモハル・・・一年生。椛のクラスメイト。常識はずれの部員達に振り回される苦労人。変身ベルトでこんな姿になる ゲシュペンスト・・・科学部が所有するロボット。うp主にあらず + 科学部関連 エイリアン・・・科学部のサンプル まんぼう・・・科学部のサンプル ジュラル星人・・・異星人 みょメガ・・・ウェスト博士制作 + 教師陣 東風谷佳奈子・・・早苗の姉で,妖夢のクラス担任。担当科目は日本史。「八坂神奈子」という神をその身に宿している 牙刀・・・国語担当の教師。シスコン 教頭先生・・・教頭先生。美鈴の師匠。本名「シュウジ・クロス」 ライチ・フェイ・リン・・・保健医。保健室で生徒と麻雀をしている 紅美鈴・・・西行寺学園卒業生。教育実習生として妖夢のクラスにやってきた + その他学園関係者 小悪魔・・・図書室の司書 キム・ドンファン・・・保健室で麻雀をしていた生徒その1 美坂栞・・・保健室で麻雀をしていた生徒その2 女子生徒A・・・スーパーロボット大戦OGシリーズに登場する「ゼオラ・シュバイツァー」に瓜二つ 男子生徒A・・・スーパーロボット大戦OGシリーズに登場する「アラド・バランガ」にそっくり ロック・ハワード・・・エレンのクラスメイト + ウェポンショップ「スサノヲ」の人々 ハクメン・・・店長。なにかにつけて銃を売りたがる 御名方守矢・・・楓の兄。大学生でアルバイト中 + 幽々子の友人達 八雲紫・・・幽々子の友人。株式会社YAKUMOの社長にして,西行寺学園の出資者 八雲藍・・・紫の式で,株式会社YAKUMOの副社長。酒に酔うと陽気になる 八雲橙・・・藍の式 洩矢諏訪子・・・神。酔って妖夢に戦闘をしかけるなど,酒にはあまり強くない模様。帽子が本体 + カフェ「アイオーン」の人々 マスター・・・アイオーンのマスター。デモンベインに登場する魔術師「アズラッド」に酷似 レオナ・ガーシュタイン・・・アルバイト。スーパーロボット大戦OGシリーズに登場する「レオナ・ガーシュタイン」に物凄く似ている タスク・シングウジ・・・アルバイト。スーパーロボット大戦OGシリーズに登場する「タスク・シングウジ」と見分けがつかない + 街の人々 公務員 ひったくり,万引き,食い逃げ・・・犯罪を繰り返す忍者。未来の夢は火影 ロリコン・・・西行寺学園卒業生 十六夜咲夜・・・ゲームセンターでエレンと対戦していた女性。レミリアの従者 店員 ショボーン・・・AAランドマスコット レミリア・スカーレット 両儀狼牙・・・式の兄 フランドール・スカーレット + インフェルノ残党+α エレクトロゾルダート アドラー リーゼロッテ・アッヒェンバッハ・・・ロリコンにナンパされていた少女 羅刹丸 アッシュ・クリムゾン ミヅキ 長曾我部元親・・・スサノヲに現れた客 電光戦車 エレクトロゾルダートだったもの ・・・ミヅキの術によって“変身”したエレクトロゾルダート エレクトロゾルダートだったもの・・・ミヅキの術によって“変身”したエレクトロゾルダート エレクトロゾルダートだったもの・・・ミヅキの術によって“変身”したエレクトロゾルダート + 妖夢を守るもの 黑魅霊・・・バウンティハンター「黑の拳士」。美鈴とは同一人物 シェン・ウー・・・上海の武神 ゲイル アルティ・ガーネット ハクレン 小野塚小町 + その他 亡霊・・・森の亡霊 亡霊・・・森の亡霊 デュアルヘッド・モケーレ・ムベンベ・・・とある人物が召喚しようとした魔物 四季映姫・ヤマザナドゥ・・・地獄の裁判長 悪霊・・・早苗に憑りついていた悪霊 魂魄慨世・・・妖夢の父親。ゼンガー・ゾンボルトと見間違うほど 博麗霊夢・・・結界の守護者 不良 売人・・・麻薬の密売人 森林公園職員 関連ストーリー 厄神さまのおしごと コメント うp主自ら作成… マイナー動画だし,仕方ないね -- Gespenst(うp主) (2010-04-04 19 32 09) とうとうページが出来たか・・・同時期のストーリー制作者として応援しております。 -- Nice.About (2010-04-04 21 08 47) 作成乙です。デモベといい、スパロボといいうp主とは趣味が合いそうだ -- 名無しさん (2010-04-05 01 26 01) なんか私の動画を宣伝してくださってありがとうございます。 -- Nice.About (2010-05-19 07 36 57) 面白いよー -- 名無しさん (2010-07-27 11 15 40) ブレイブルーやらスパロボのキャラがいるだと・・・【興味があります】 -- 名無しさん (2010-08-14 03 49 12) 一部修正しました -- Gespenst (2011-11-01 01 11 29) 完結お疲れ様でした~。厄神さまの方もお待ちしております。 -- 名無しさん (2012-05-06 17 34 10) 完結おめでとうございます!!お疲れ様でした!! -- 名無しさん (2012-05-06 21 42 06) 名前 コメント マイリスト
https://w.atwiki.jp/abnormald/pages/18.html
用語集 萎(なえ) 恐るべき力を持つ大妖怪。その妖気にあてられた者は精力を失い、EDや不感症になってしまう。かつて1000年前に大暴れし、かの光源氏ですらEDにしたという伝説を持つが、陰陽師・貝開院酷元(かいかいんひどもと)によって封印され今日に至る。だが、1000年の時を経て、その封印は確実に弱まってきている・・・。 全国風紀委員連合 「健全な青少年の保護と育成」をスローガンに、国中の学校から集められた風紀委員の精鋭集団。名だたる学校の風紀委員長が数多く参加しており、日々情報交換と風紀の維持に励んでいる。 彼らは希望崎学園を中心とした関東地区の風紀の乱れを特に危険視しており、今回一部の過激派が「萎」の復活を画策するに至った。 変態が丘(じゆうがおか) 触手たちと、彼らに魅了され共存する変態たちが人目を忍んで暮らす小規模な街。姦崎家の本家もここに存在する。あたりには異様な瘴気が立ち込めており、並みの人間であれば一歩足を踏み入れるだけで媚薬を飲まされたような状態になるというが、どこかから漏れ出している妖気の影響により現在はその空気も薄まっている。 姦崎電波(かんざき あぶのーまる) 触手の一族、姦崎家。その宗家の幹部クラスとされる一人。口調から高齢なのではないかと予想されるが、ぶっちゃけ見た目にはよくわからない。触手だし。 今回、風紀委員たちの計画を阻止するために動いている中心人物であり、プレイヤーに事件の解決を依頼した張本人。その能力によってプレイヤー側の情報伝達を担当する。 未確認電波触手(インビジブルプレイ) 姦崎電波の能力。電磁波でできた「見えない触手」を操る。要するにテレパシーの一種で、対象の脳波に干渉して好きな情報を伝えることができる。今回はキャラクターの位置情報や手に入れた有益な情報などを伝達するのに用いる。 普段は、女の子の脳にダイレクトに快感を与え、それを自分側にもフィードバックすることで遠隔レイプするのに使ってる。まさに見えない触手レイプである。 警視庁・魔人特殊刑事課 一見すると、ただの度を越した犯罪的変態魔人の集団。だがその正体は、数々の変態行為を公認される事を報酬としてその能力を犯罪捜査に役立てる、対変態犯罪特化型の魔人警官集団である。 今回の件は変態犯罪というわけではないが、世の変態たちに多数の被害が予測されるため、変態の自由を守るために彼らも捜査に動いているのではないかと見られている。 *
https://w.atwiki.jp/indexorichara/pages/2764.html
【名前】焼取 紅羽 (やきとり こうは) 【性別】女 【所属】科学 【能力】一点集中(プレッシャーフィンガー)level3 【能力説明】 指で触れた一点に圧力を集め、強い力をかける能力 能力の範囲は両手両足の計二十本の指が触れている場所で、圧力の程度は演算により調整可能 ※但し靴がぼろぼろになる危険性がある 反対に触れた物質の圧力を弱めることも出来る(突き指注意) 過去に複数の能力者との交戦で追い詰められ、重傷を負った際、レベル以上の力 『圧力操作(プレッシャーアクセス)』を使用した事がある 圧力操作では効果は指先のみならず、圧が発生した箇所全てに及んだ 【概要】 葵葉中学付属高等学校の中等部一年 低能力者だった頃、能力者の事件に巻き込まれてしまった所を 謎の風紀委員に救われた事がきっかけで風紀委員に。 ※この謎の風紀委員の正体は現在の支部の先輩であり、焼取自身もそれに感付いてはいるものの、 照れからか先輩はそれをはぐらかしている為、彼女も深く追求しないようにしている しかし、肝心の学校をサボりまくる不良生徒。 何故風紀委員になれたのか不思議なレベルだが、不良と言えども意味も無く暴行を働いたりするわけでは無く、 サボっている間も地域の安全を守るため日々学園都市中を巡回しているのだそう。 余所の管轄に勝手に入って事件に首を突っ込んでは色んな意味で掻き乱し、 いつの間にやら去っている流離いのトラブルメーカー。 彼女の所属支部では彼女の先輩がその始末に追われている。 身体能力が高く、身軽でアクロバットな戦法を得意とする。 【特徴】 目は赤っぽく猫目で、髪をツインテールにし、ニワトリの髪飾りとヒヨコのヘアピンをしている 夏でも冬でもセーラー服のスカートは膝上でグレーや黒のタイツを着用 時々ニーハイ 真っ赤な指ぬきグローブを嵌め直すのが癖 武器は輪ゴム鉄砲 身長は162㎝体重は秘密、胸は佐天さんぐらい 【台詞】 天真爛漫自由奔放だが、目上の相手には一応敬語を使う 語尾が伸びがち 「ヘィ!ジャッジメンタァーイム!」 「サボりでは無く、これはれっきとしたお仕事なのでぇーす!」 「デコピン攻撃」 「よっ、と、後ろのあなたも回し蹴りぃっ!!!」 「……てへっ☆」 「先輩を……傷付けるなァッ!!!!!」 「鬼だぁーっ!」 【SS使用条件】 どんな役回りでも使っていただけたらありがたいです
https://w.atwiki.jp/areb/pages/49.html
戻る イベント90【防御】 評価 11 作戦 ・後衛の風紀委員に攻撃が届かないよう、前衛を防御に長ける騎士が固める。 ・防御した後すぐに反撃に移れるよう、なるべく攻撃は受け流す。 ・もし、受け流せなくとも一人〜二人が防御に専念し、残りの人員が攻撃できるようにする。 ・普段からの戦闘訓練はかかしておらず、自身の鎧、盾の効果的な使い方を熟知している。 ・騎士は守るために立つ。後に立つ仲間を守れずしてぽち姫さまが守れる騎士で在れようか、倒れるわけにはいかない。 ・防御力では騎士には劣るが、装備の面では風紀委員は身軽なので、すばやさを生かして回避する。 ・(風紀委員は)バケモノたるソックスハンターを射止める動きを駆使。 ・4人の騎士を中心にフォーメーションを組んでカバーし合い、敵の攻撃を分散させることで、一人一人への被害を抑える。 ・騎士4名で相手の移動を押さえ込み、防御の弱い風紀委員へ攻撃が向くのを阻止する。 ・重装甲ではない今回の作戦では、騎士は装甲に頼り切らず、移動によって相手の攻撃を分散させ、また命中精度が落ちることを期待する。ただし、爆風・破片被害の予想される武器、範囲を巻き込むであろう詠唱やブレス攻撃に対しては、遮蔽と装甲を重視する。 ・劣勢になったメンバーがいたら近くのメンバーが即座にカバーに入る。カバーして貰った者は一時前列から後退し、体勢を建て直して再度戦闘に参加する。 RP 名前 コメント すべてのコメントを見る 応援 【編集者】(1:2006/0618 1051 イタ)
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/2568.html
autolink() DC/W09-051 カード名:元気な音夢 カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:500 ソウル:1 特徴:《魔法》?・《風紀委員》? 【自】あなたがこのカードの『助太刀』を使った時、あなたは自分の、《バナナ》?か《風紀委員》?のキャラを1枚選び、そのターン中、レベルを+1。 【起】●助太刀1000 レベル0[手札のこのカードを控え室に置く](あなたは自分のフロントアタックされているキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+1000) RR:あ、お腹すいた? SR:ん・・・・・・美味しい レアリティ:RR SR illust.CIRCUS 2010/3/17今日のカード。 “メルヘン少女”小毬同様貴重なレベル0助太刀。 小毬が特定キャラ限定の強化で場に留まる事でも役立つのに対し、 こちらは特定の特徴を持ったカードが場に存在した時に役立つ効果となっている。 相打ち能力を持ったカードを相手にした時には使い易く、 それ以外でもレベル1キャラに使用してレベル2以上対象応援の効果に合わせることで実質+2000のパンプアップを行うなど、 トリッキーな動きも可能。 ただし、あくまで対象は《バナナ》?と《風紀委員》?。 現段階ではさほどプールは広くないため、レアリティに見合っていると言えるかどうかは人それぞれだろう。 スタンやサイド限定では超電磁砲と合わせるといい働きをしてくれる。 一応、ゼンマイ美春、Yシャツの美夏を使えばレベル2まで1コスト1ハンドで相打ち及びバトル中のキャラに+1000出来る。 ・関連ページ 「音夢」? 《バナナ》? 《風紀委員》?
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/980.html
ラノ http //rano.jp/1946 前 【藤沢君の合理的強奪】 小学校の頃から、いつも初めて俺のことを担当する教師は俺を一目見て「來栖ちゃん」と言い切った。 中学校の上がると同時にこっちに姉の都合で引越してきて、転入手続きをする時にも担当の先生に女の子かと思ったと言われる始末。 確かに女顔だとは思うし、背も小さい上に頼みの綱の声変わりもそこまで効果があるものではなく、未だにボーイソプラノを保ったままだ。 高等部一年の時の文化祭で強制的に参加させられた女装コンペでは有葉だかなんだかいう男子と並んで『女帝』とかいう、まず性別の時点で間違っている称号をもらったりもした。 「女装……ですか」 「正直こんなことを真剣に頼むのも馬鹿らしいとは思うんだが……最近になって部活棟近くの女子更衣室とシャワールームで異音がすると報告があってね」 「生徒による覗きかもしれないと?」 「それがあくまでも異音なだけでね、現に何度か調査してみたんだが、異音もしないしそういった類のものは見つからなかった、異常はないと報告したんだが気味が悪いのか誰も使わなくなってしまってね」 「他のシャワールームや更衣室にも限りがあるので、遊ばせておくわけにはいかないのが正直なところなんです」 簡潔で分かりやすい風紀委員長の説明に寒川が補足を入れる。 まぁ確かに、異常がないって言われてもそんな気味悪い更衣室やシャワールームなんか俺だって使いたくないし、かといって学校の施設をそうホイホイと増やせるわけもないという事か。 「なるほど、そんで囮を使ってみようと」 「そういう事になるな、あまり他の女子も囮には乗り気でなくてね……その分キミならば男子だし、いざとなればテレポートで増援を呼んでその場で確保することも出来るだろう」 「引き受けたら、何か俺にメリットあります?」 「報酬は当然ある、仕事を頼む立場だからね」 ちょっと女装をガマンするだけの簡単な仕事で風紀委員からご褒美か、悪くない取引ではあると思う。 が、請け負わなかった場合のリスクがないなら女装をガマンする必要もない、意外と話が分かる人間みたいだし、もしかしたらお咎めなしかもしれないと淡い期待を込めて聞いてみる。 「断ったら?」 「ここに2枚の書類がある、片方は風紀委員の協力者としての立場を保証するもの、一般生徒よりかは多少マシな程度の待遇が卒業まで受けられる」 「それがご褒美ですか、もう一枚は?」 「懲罰室の使用許可書だ」 サラッと言い切ったこの人! やっぱ風紀委員怖い! 風紀委員のトップ超強い! 寒川の5倍くらい怖い! これもう直接的に受ける以外の選択肢切り裂いたじゃないか! 「……それ、脅迫に近くありません?」 「あくまでも、お願いだ」 流石は一癖も二癖もありそうな風紀委員を束ねる立場にあると言うべきか、表情ひとつ変えずにそう言い切った。 くぐってきた修羅場の数が段違いなんだろう、俺なんかが最初から交渉できる相手じゃなかったんだと今更ながらに気づいたが、もはや時すでに遅しといった所。 「受けますよ、受けさせてもらいます、痛いのは嫌いですから」 「ありがとう、とても助かる。 早速だが準備をしてくれるかな、必要だと思われるものは全て用意させてもらった」 「じゃあ、着替えてきます」 テーブルの上に置かれた女子生徒の制服の入った紙袋を掴むと、詰所近くの男子トイレの個室に入って着替え始める事にした。 わざわざ新品の女子生徒の制服一式をきちんと用意する辺り流石は風紀委員だと思ったが、何も女物の下着やらパッドまで入れなくてもいいじゃないか、こんなもんつけたら確実に変態だ。 ベストの上にブレザーを着て、スパッツとスカートを履いたあとに靴下を脱いでサイハイソックスを装備する、隠しきれない脚を誤魔化すためらしいんだが、何か大事なものを無くした気分だ。 男子トイレから出るときに人にみられたらどうしようかと思ったが、周囲は掃除中の看板が立っておリ人払いがなされていた、何から何まで完璧な仕事ぶりに感心する。 しかしまぁ、スカートというものはどうしてこうスースーするのか不思議で仕方ない、特にこの季節は寒さが半端ないだろう、成程それでジャージやらを下に履いて防御してるわけなんだな。 非常に不本意な経験でまた一つどうでもいい知識を身につけてしまった。 「戻りましたよっと……」 小走りで風紀委員詰所に戻ると、さっきまで話していた一画に他の風紀委員の視線を避けるように駆け込む。 普通に俺だと気づいた辻堂と、ちょっとあっけに取られて少ししたあとに納得したように頷く寒川、そして誰だコイツという感じに上から下までじっくり眺める風紀委員長。 「委員長、藤沢君です」 それに気づいた寒川が風紀委員長にフォローを入れる。 フォローを入れてもらわないと別人だと思われるレベルで女装が似合うというのも嫌なものだ。 「……あ、あぁ、キミか、誰かと思ったぞ」 「褒め言葉と受け取っておきます」 「久々に見たね、藤沢の女装」 「我ながら今度から見物料取ってもいいと思うぜ」 「何?目覚めた?」 「馬鹿、冗談だ」 「あ、あの、写真撮っていいですか?」 女装について各人が思い思いの感想を述べる中で、寒川一人だけがちっちゃいデジカメをこっちに構えていた。 突然何言い出したんだコイツ、ついに懸念していた様に正義感が暴走して頭がおかしくなったか。 「……」 「……」 「……」 一気に場の空気が氷点下レベルに下がるのを感じる、ここだけ南極大陸みたいだ。 三人の何を言っていいのか分からない微妙な視線に耐えられなくなったのか、デジカメをポケットにしまうとシュンとして寒川が一歩下がった。 「す、すいません、でもほら、報告書に使おうかなって思って……」 何を報告する気なんだコイツ。 「ま、まぁとにかく、仕事始めさせてもらいますよ、さっさと脱ぎたいですからねこんなもん」 「わかった、よろしく頼む、とりあえずこれらを持っていってくれ」 風紀委員長はそう言って生徒手帳型の端末と、万年筆と眼鏡を俺に差し出す。 端末の表には風紀委員の印が押されている特別製だ。 「なんすかコレ」 「端末は今のキミの、要するに女装した方のデータが入ってる、その姿で普通の生徒手帳を使うわけにもいかないだろう? 万年筆には小型のカメラ、眼鏡はインカムが入っている」 「公式な偽造手帳にスパイセットって訳ですね」 「言い方は変だがそうなるな」 「んじゃありがたく……名前は『町田《まちだ》 來栖《くるす》』ですか」 「町田 來栖の方は風紀委員所属ということになっているから何かあったらそれでごまかせばいい」 そんなんでいいのか。 流石風紀委員というか何というか、まぁ確かにこの姿で色々イチャモンつけられるのは喜ばしくない。 まぁとりあえず強制的にとはいえ請け負った仕事だ、張り切りすぎない程度に頑張ってみるとしよう。 生徒手帳を制服の内ポケットにしまい、眼鏡を掛けて万年筆を胸のポケットに差し込む、何だかできる男になった気分だ、見た目は女だが。 「あぁ、私はこれから別の仕事があるので、これからは寒川がキミのフォローをすることになる」 「あくまで覗きの犯人探しですから、まぁ寒川でも出来ますよ、俺らもついてますし」 「ちょっと、何で藤沢くんの方が偉い言い方なの!?」 「今は『町田』よ、寒川さん」 「ぐっ……いつか見てなさいよ」 「じゃあ辻堂、寒川のお守りよろしくな」 「うーい」 何時までもだらだらしてても始まりゃしないし、とりあえず辻堂と寒川を詰所に残して俺だけ現場に向かうことにした。 「ここか」 部活棟近くの女子更衣室前につくが、確かに放課後だというのに誰かが使っている形跡は無いようだった。 辺りに人気も無い上に蔦が全体に生い茂っていて、何だかオフシーズンの甲子園みたいな雰囲気を醸し出している。 ここの女子更衣室は他のとは少し違い、部活でかいた汗を流してそのまま着替えられるようにシャワールームと更衣室が直接移動出来るように中で繋がっている形式だ。 利便性の高さを重視して作られたここが使えないんじゃ、確かに他のシャワールームや更衣室じゃまかない切れないだろう。 『どう、何かありそうですか?』 「まだなんとも言えないな、とりあえず中に入ってみる」 『分かりました、怪しいものがあったら万年筆のおしりを2回クリックで写真が取れますから』 「りょーかい」 女子更衣室に学校公認の元で入る、どれほどの男子生徒がこの言葉の響きを聞くことが出来るのだろうか。 しかしそんな素敵な響きにも関わらず俺の心は全くときめかないしときめけない。 せめて女装してなければ……ただそれだと間違いなく犯罪だ。 だがこれは盗撮の可能性を考えた抜き打ち調査らしいし、もしかしたら誰か利用者がいるかもしれない、そしたら事故ってもんだろう、うん、許されるはずだ。 平静を保てば怪しまれないはずだ、深呼吸して平常心キープ、今の俺は見た目だけなら女子なんだ、落ち着けばイケる。 ドアノブに手をかけながら深呼吸を数回繰り返し、おもむろに扉を開いて挨拶をする。 「し、失礼しぃますぅ」 露骨に声が震えた気がしたが気のせいということにしたい。 「何今の声、お化けでも出た?」 辻堂、お前は本当に空気が読めないな。 「……何でもない、今から入る」 だがまぁ、今の失敗のおかげで逆に冷静さを取り戻せた。 結局は誰もいない更衣室の中は静まりかえっておリ、教室の後ろにあるような扉の無いロッカーが整然と並んでおリ、奥にはシャワールームへ続く扉が半開きになって放置されていた。 「うーん……こんな所に隠しカメラとか仕込めるものかねぇ」 『能力探知が出来る風紀委員の人にも探してもらいましたけど、特にそういう形跡はないようでした』 『じゃあラルヴァとか?』 「まさか、学校の敷地内だぜ?」 『前例が無いわけじゃないしー』 「……なんか怖くなってきたな、帰っていいか」 『駄目です! せめて一通り調べてからにしてください!』 「もし死んだら枕元に立ってやるからな」 壁におかしなところもなけりゃ床の簀の子だって何かを隠せるほどスペースがありそうもないし、第一風紀委員が調べたところを俺が調べて何が出てくる訳もないと思う。 とりあえず一通り写真をとりながら更衣室をぐるりと回るが、これといっておかしな所は無いように思える。 「じゃあ最後はシャワールームか」 『そうですね、お願いします』 半開きになっている扉からシャワールームに侵入する、ここで女子が全裸になってシャワー浴びてるんだなぁと思うと何だかモヤモヤした気分になる。 想像できる女体が想像の範囲でしか無いのが悔やまれる、こんな事になるとわかっていれば事前にイメージトレーニングをしてきたのに。 『変なこと考えないでくださいよ』 「考えてねーよ! エスパーかお前か!」 『考えてたんじゃん』 「……俺だって男だから仕方ないだろ」 『開き直らないでください!』 「耳元で怒鳴るな! 鼓膜がはじけ飛ぶわ!」 シャワールームもシンプルな作りで、中央に排水口があり、それを囲むように右に4つ、左に4つ、正面に4つシャワーの個室が並んでいる。 「うわっ!何だこりゃ!」 『どうしたんですか!? 何かありましたか!?』 「女子のシャワールームお湯出るのかよ! 卑怯だろ! 男女差別だ!」 『……そこだけですよ、灯油式ボイラーが備え付けてあるんです、近くに実習とかで使う燃料置き場もありますよ』 「そうなのか、もしここ以外にもあったら学園に文句言うところだったぜ」 『あれ、でももうすぐ女子のシャワールームは全部お湯――』 『とにかく!そこも一通り調査してください!』 「あいよ、まぁ調査ってもなぁ」 こんな一面タイル貼りの部屋に穴が開いてたり変なものが置いてあるわけもないし、俺が覗きの犯人でもこんな所にカメラを置いたりしない。 可能性があるとすれば中央の排水口だが、ここに置いても回収が大変だし、角度や位置関係的にも可能性は低そうだ。 「……まさかシャワーの本体に隠されてたりしてな」 濡れないように脇にどきながら適当に一つ選んでシャワーのノズルを回す。 軽快な水音を立ててシャワーから水が出て行き、中央の排水口に飲み込まれていく。 「ん……?」 『どうかしました?』 「いや、音が聞こえる」 水音の他に、小さく響くような音が聞こえてくる。 どこから聞こえてくるかは分からないが、確かにこれはシャワーの音以外のものだ。 シャワールームから更衣室に戻っても確かに音は聞こえてくる。 しかし先程聞こえてきた音とは違い、もっとくぐもった何とも言えない音になっている。 「……水を流すと聞こえるんだな、だから前の調査では異常が見つからなかった」 『成程、でも原因がわからないとどうしようもないよね』 「そりゃそうなんだが……水が流れて音が鳴るんだから、排水口が怪しいよな、もしかしたら何か落っこちてそれが音をならしてるのかもしれんな」 『……ちょっと待ってください、藤沢君、その辺りに微弱ですけど魂源力の反応が』 「能力は使ってないぜ?」 『どんどん強くなってます、誰か周りにいます?」 「そんな気配は感じないな……いや、音が強まってる」 寒川に言われてきょろきょろと辺りを見回してみるが、特に変わった様子もなければ誰かの気配も感じない。 ただ音だけが次第に大きくなっていき、次第にぐらぐらと地面が揺れ始めた。 「地震か?こんな時に」 『いえ、こちらじゃ全然揺れてませんけど』 「でもこうして揺れてるわけだし……こんだけ蔦に覆われてりゃ基礎が揺らいでも仕方ないか」 『蔦……?』 「蔦だよ蔦、びっしり覆われてるだろ?」 『いえ、前回調査時はそんなものなかったですけど』 「なっ……!?」 そうこうしている間にも揺れと音は強くなり、次第に壁に亀裂がはいっていく。 音はすでに耳をふさいでも聞こえるほどになり、音の発生源も分かってきた。 排水口に流れる水が原因で音が鳴り、蔦を伸ばせる場所にあり、そして地面をゆらせる場所。 「おいおい、まさかとは思うんだけどよ!」 『ラルヴァ反応!?藤沢君!真下です!』 『今行くからちょっと待ってて!』 寒川と辻堂の叫びと同時に、シャワールームから固い地面が砕けるような音がする。 内ポケットにしまった手帳型端末の警報音もけたたましく鳴り響きだし、この学園に籍を置いている生徒が一度は体験したことがあるような悪寒が全身に走る。 人外の総称、人を食うもの、化物、怪物、人類の敵、ラルヴァだ。 「くそっ! 冗談じゃねぇぞ!」 これ以上更衣室の崩壊が進まないうちに外に飛び出そうと扉に手をかけるが全くノブが回らない。 これじゃ食虫植物の腹の中にいるようなもんじゃねぇか。 押しても引いてもうんともすんとも言わず、俺が扉の前で悪戦苦闘している間にもシャワールームから何かがズルズルとはい出てくるような音が伝わってくる。 「ロードっ!」 ラルヴァの体の一部である蔦で全体を包まれている以上、身体強化じゃない俺の力じゃどうにもならない。 こんな所で死にたくもないし、こういう時のためにいくつかセーブしておいてある実戦用の切札を呼び出す。 ベネリM3、正式な手続きを踏み、3発までしか撃てないように改造すれば日本国内で合法的に入手出来る軍用銃という珍しい類の散弾銃。 銃砲店に務めている祖父が入荷したものをこっそりと何個かの弾薬と一緒に隠してセーブしておいたものだ。 多分後でこっぴどく叱られるんだろうが、生き抜くためには仕方がない。 何度か試し撃ちした経験を思い出し、薬室内にスラッグショットと呼ばれる熊や鹿なんかを撃つ、散弾ではなく一発の弾丸を飛ばす弾薬を詰め込むと、蝶番とドアノブに向かってぶち込む。 火薬の炸裂音とともにドアノブが吹き飛び、蝶番は原型を留めてないレベルまで破壊される。 「おりゃっ!」 支えが無くなったドアを、助走をつけたドロップキックで蹴り飛ばすと、絡まった蔦を何本か引き裂いてドアが表に倒れこむ。 引き裂いた蔦の先が蠢きながらゆっくりとまた伸びていくのを横目にその勢いのまま外に飛び出すと、先程まで無事だったシャワールームがあった部分はすでに崩落し、不気味に生い茂る植物型ラルヴァがその姿を表していた。 「うわ、気持ち悪……怪獣映画のモンスターみたいだな」 「藤沢、無事!?」 「今は町田だ! ご覧の通りなんとか無事だ、あれ、寒川は?」 「いろいろと連絡して、武器取ってからくるって言ってたよ」 「暫く時間を稼げってことか」 「そうも言ってたね」 「まぁ、何とかするしかないか……」 デカいが、地面に根をはっている植物の特性なのか伸ばせる蔦の範囲に限りがあるらしく、距離をとった俺たちを伺うように何本かの蔦がうようよと漂っている。 俺が換えの弾丸をロードして取り出すのと同時に、辻堂が腰に巻いたポーチから端が刃になったトランプくらいの大きさの金属製のカードを10枚ほど取り出す。 辻堂がそれを放り投げると、それぞれが意志を持つかのようにラルヴァの方にそれぞれが刃を向けて静止する。 「私の能力と相性はいいみたいだね、これなら二人でもどうにかなるかな」 「俺を戦力として数えるのは大間違いだとだけ先に言っておく」 「頼りないなぁ……まぁいいけどね! 妖精の《ピクシー》剣舞《ワルツ》!」 辻堂の掛け声と同時にその10枚のカードが不規則な動きでラルヴァに向かって飛んでいく。 辻堂の能力、妖精の《ピクシー》剣舞《ワルツ》は、自分が投擲したものを操作する能力だ。 投げたものの量、大きさ、形に応じて操作出来る範囲と量が変わっていくが、飛距離と量さえ守れるならば3次元的な動きに制限はない。 野球ボール程度ならば戻る魔球やら、直角に落ちてから左右に曲がる等々物理法則を完全無視した軌道で投げつけることが出来るらしい。 そのせいで中等部の時の球技大会の際、学年主任から直々に辻堂を投手にしてはいけないとのお達しが来たほどだ。 辻堂によって操られた10枚の刃は高速で飛び回りながらラルヴァの蔦を次々と切り裂いていく。 が、伐採されて落ちていく蔦は地面におちて枯れるものの、本体に繋がっている方の蔦は切り裂くそばから伸びて行き、結局は元の長さに戻ってしまう。 「ムムム、厄介なヤツ」 「この手の類のは本体がある筈なんだけどな」 「花とか実とかかな?」 「授業、真面目に受けときゃ良かったな、寒川がいりゃ分かったんだろうが」 俺も何発か銃弾を撃ち込んでみるが、辻堂と同じく端部分には効果があるものの本体に適切なダメージを与えてはいないようだった。 おそらくさっきの水を出しっぱなしにしたシャワーで斬られた体の部分を構成するだけの水分を補給しているのだろう。 時間稼ぎは出来そうだが、無尽蔵なあっちと比べてこっちには限りがあるのが厳しい。 さっさと醒徒会か風紀委員の実戦部隊に来てもらいたいのが本音と言うところだ。 「……しかし、一応は植物っぽいな」 「だね、枯れ落ちてるし」 「確か……あった、あれか」 シャワールームを調査していた時に聞いていた情報が確かなら、あのラルヴァを倒せるだけのものがあそこにはある筈だ。 「お、考えあり?」 「寒川が来てから話す、その前に何とかしてあの転がってるドアをこっちに持ってきたいな」 「オッケー、援護するよ」 「俺を切るなよ……いくぞっ!」 俺の能力を使えばとりあえず右手で触るだけでドアは持ってこれる、問題は行って帰れるかどうかだ。 そこに関しては辻堂を信じるしかない、とにかくまた弾丸をショットガンに込めるとドアに向かって駆け出す。 近づいてきた俺を飛んで火にいる夏の虫とばかりに植物型ラルヴァが次々と蔦を伸ばして攻撃を仕掛けてくる。 上下左右に、前後にと殺到してくるその蔦を、辻堂が操作する10枚のカードが次々と切り払っていく。 ボタボタと落ちてくる蔦を払いながら、どうにか先程蹴破ったドアまでたどり着き、右手で触ってセーブをしてUターン、さっきの場所までダッシュで戻る。 辻堂の援護もあり、これならいけると気が緩んだ瞬間、地面を突き破ってきた一本の蔦が俺の目の前を唸りを上げて鞭のように払う。 「っつぅ!」 「來栖!」 叩かれた衝撃で思わず転んでしまうが、追撃は辻堂のカードが切払ってくれたおかげで防ぐことが出来た。 そのままよろめきつつもさっきの場所まで戻り、なんとか息を整える。 「死ぬかと思った……」 「來栖、大丈夫?」 「制服がシャツまで切られちまった、すっげーいてぇ」 さっき叩かれた部分は刃物で無理やり切られたみたいにズタボロになっており、下に着たシャツまで切り裂いて肌が見えている。 うっすらと浅い切り傷が出来ているが、血は吸い取られてしまったのか切り口から血がでてくることはなかった。 「やっぱ液体なら何でもあのラルヴァは吸い取っちまうんだな、それだけ分かれば十分だ」 「二人とも無事ですか!」 「お、噂をすればなんとやらだな」 「遅いよー、藤沢のセクシーショットが見れたのにー」 「えっ、えっ、どういう事ですか!?」 「馬鹿、んなこといってる場合か! ちゃんと武器持ってきたんだろうな」 「え、えぇココに」 そういう寒川が取り出したのは、釘抜きがついてる金槌をそのまま大きくしたような形のハンマーだった。 長さにしておよそ1メートル半ほど、先端の釘抜き部分はまるでピッケルかと思うほどの凶悪な形状をしている。 俺の記憶が確かなら、この武器は確か寒川の能力を使って作られてる筈だ。 「お前の能力、確か超科学だったよな」 「え、えぇ、爆裂金属《デモリッションメタル》、自分で作った金属製の武器に、強い衝撃を与えると爆発する属性を持たせるものです」 「その爆発って本当に熱エネルギーでいいんだよな?」 「はい、フルスイングで当てて手榴弾がゼロ距離で弾ける程度の爆発が起こせますけど……あのタイプのラルヴァはおそらく太い幹の中に本体がいます、私たちじゃとても……」 「よし、次は辻堂、お前このドアを飛ばすとしてどれくらい操作出来る?」 「うーん、ちょっとおっきいかな、これだとアイツを飛び越すくらいで精一杯だよ」 「俺は乗せられるか?」 「まぁ、大人ふたりくらいなら」 「それならいけるな……ちょっと時間稼いでくれ、すぐ戻る」 「あいあーい」 「ちょ、どこ行くんですか!?」 「アイツの本体探すのはヤメだ! 一気に吹き飛ばす手段がある!」 それだけ二人に言い残すと、ラルヴァに背を向けて近くの小屋へと駆け込む。 鍵がかかっているドアを更衣室から出た時のように無理やり破壊すると、能力で運べる限度ギリギリまでセーブしていく。 外では辻堂と寒川が戦闘している音が聞こえる、余裕がありそうだったが能力を使いっぱなしの辻堂と、遠距離の敵に対応しにくい寒川をあまり待たせるわけにはいかない。 「ワリィ! 待たせた!」 「お帰り、んでどうするの?」 「簡単に説明するぞ、俺があのドアに乗って空を飛んで、アイツの上から灯油の詰まったポリタンクとガスボンベを落とす、そんでそれを寒川に叩いて貰って大爆発、めでたしめでたしだ」 「そ、それじゃ私が死んじゃうじゃないですか!」 「俺の能力で呼び出せば爆発には巻き込まれないよ、とりあえずお前をセーブしとかないとな」 寒川をなんとか落ち着かせると、腕を右手で引っつかんで記憶する、これで失敗したら気絶するギリギリのラインを呼び出すことになるがダメで元々だ。 「ほ、ほんとですね、信じますからっ」 「まぁ、失敗しても他にアイツを倒せるヤツなんていくらでもここにはいるさ……辻堂、じゃあ頼む」 「りょーかい、ほいっと」 辻堂が少し持ち上げて放り投げたドアがふよふよと浮かび上がり、その上にしゃがみ込むようにして乗り込む。 乗り心地は良くないがこの際文句は言うまい、今はとにかく成功するイメージだけ持っておけばいい。 「俺らなら出来るさ、やってやろうぜ」 「うん、正念場だね」 「が、頑張ります!」 「いくぞっ!」 俺の掛け声に伴ない、辻堂が能力を使い、ドアを操ってラルヴァに向かって俺を落とさないような軌道をとって飛ばしていく。 何本も寄ってくる蔦をショットガンで吹き飛ばしつつ接近し、ラルヴァの本体があるであろう太い幹の近くに飛びよると、先程仕込んだ予め蓋を開けておいたポリタンクを呼び出して灯油を思いっきりぶちまけていく。 かけられた灯油を次々と吸収していき、ますますラルヴァが活性化していくが、今はそれが狙いだ。 5個ほどポリタンクの中身を空にすると、最後にもういくつか、今度は蓋のあいていないポリタンクを何個も呼び出しては投げつける。 投げつけられたポリタンクを蔦でキャッチし、そのまま本体の幹に蔦ごと巻き込んで吸収していくラルヴァ。 一気に重たいものを呼び出して疲労が確実に溜まっていくが、下準備は整った。 最後にもう一個だけガスボンベを呼び出してラルヴァにキャッチさせると、直後に寒川をドアの上に呼び出す。 「今呼び出したガスボンベを思いっきりぶん殴れっ!」 「了解っ!」 そう言って寒川はドアから飛び降りると、ラルヴァが何本もの蔦でキャッチしたガスボンベに狙いを定め、落下したまま思い切り殴りつける。 俺が乗ったドアは勢い良く辻堂の方に戻リ、直後に襲いかかるはずの爆風から身を守るように横にして地面に立てかける。 「ロードッ!」 鈍い金属音が響いたのを確認した直後、寒川をこの場に呼び出してドアの陰に3人で倒れこむ。 その瞬間、空気が唸りを上げると同時に予想以上の大爆発が起こり、ガスボンベの爆発に呼応するようにしてラルヴァが吸収した灯油にも一気に火が移っていく。 ポリタンクの中の灯油も燃え上がり、太い幹ごと大爆発と炎に包まれたラルヴァは端から次第に消し炭になり、やがて生き絶えた。 「は、ははは、上手くいった……ぜ」 「あれ、來栖? 來栖?」 どうにか作戦が上手くいったのを見届けると、緊張の糸が切れたのと、召喚の疲労からか急に意識が遠くなり始めた。 辻堂と寒川の呼ぶ声を聞きながら、今日はやたらと意識を失う日だなとどこか他人のように思いながら、俺は気を失ってしまった。 「っ……うぅん……」 「あ、おはよー藤沢」 「目がさめたんですか!よかったー……」 「ここは……?」 「保健室、あの後気を失ったからそのまま運び込んだんだよ」 「ラルヴァは完全に撃退できたようです、カテゴリービーストの下級B-3、吸水樹ですね」 「そっか……ならいいんだけど」 寒川の報告では、あのラルヴァは何かの木の実に寄生し、それを鳥が食べて排出することにより活動範囲を増やしていくものだったらしい。 それがたまたま学園のあの辺りに落ちて成長し、近くの更衣室の水道管に根を張っていたというのが結論のようだ。 何にしてもひどく疲れた、能力を酷使したのは物凄く久々な気がする。 明日はこりゃ学校サボって一日寝て過ごさないと駄目だな。 「疲れたぜ、もう帰ってもいいか?」 「え、えぇ、それなんですけど……」 「何か問題あるのか?」 俺が帰るというと、とたんにバツが悪そうな顔をしてそっぽを向く寒川。 ラルヴァは倒したし、音の元凶も突き止めた、これ以上はない仕事をしたつもりだったんだが他になにかあったんだろうか。 「そのですね、藤沢君、正確には町田さんが壊したものと使ったものの被害総額が思ったより凄くてですね」 「ガスボンベにストーブ用の灯油、女子更衣室倒壊に加えて大爆発で地面が抉れちゃったしね」 「そりゃまぁ悪いとは思うが、やっつけたんだしそれでいいんじゃないの?」 「そうなんですけど……ちょっと被害が大きいので、流石に町田 來栖という人物は実在しなかった、ということにするのが難しくなっちゃったんです」 「それで?転校したことにするとかになっちゃうわけ?」 「いえ、それがですね、風紀委員会や先生方、学園の理事会からの要求として、暫く藤沢君には町田 來栖としての二足のわらじを履いて貰うことに……」 「なっ……なんじゃそりゃ!おかしいだろどう考えても!何でそうなる!」 「それが私もそれに巻き込まれちゃってさー、寒川ちゃんと藤沢と私の三人一組で風紀委員のチームを組めって言われちゃった」 「ご、ごめんなさい! 私もどうにかしようと頑張ったんですけど、風紀委員長に使える人間を遊ばせておけないって言い切られちゃって……」 「ハ、ハメられた……今日は厄日だ……」 「で、でも悪いことだけじゃないんですよ! 仕事をするときだけ着替えてくれればいいし、仕事が無いときは普通どおりに、聞いてます? 藤沢君? 藤沢くーん?」 「あー、ダメだこりゃ、また意識が飛んじゃってるよ」 あまりに衝撃的な事実を聞かされ、理解するのを拒んだ脳味噌が真っ白にショートする。 一度の仕事がまさかこんな大事に発展するとは思わなかった。 これなら懲罰室に行った方が何倍もマシだった、せめて目が覚めたら全て夢だったと言ってもらえるとだけ最後に祈りながら、俺は今度は自分から望んで意識を手放していった。 藤沢君の合理的強奪 完 トップに戻る 作品保管庫に戻る
https://w.atwiki.jp/kisuitosuuki/pages/108.html
ミーンミーンミーン…… 「さすがに暑いですね」 額の汗をぬぐう草壁さん。 『夏なのに、いつもその恰好をしているからですよ。ちゃんと夏服にしました?』 「もちろんしましたよ!」 そう言って学ランをこれ見よがしに見せる。 土曜出勤も普通にありの風紀委員の仕事を応接室でしていて、ふと草壁さん達男子が真っ黒な学ランのまま動き回っているというところに疑問を感じていた。 『……はぁ、制服とはいえ、黒ではねぇ。というか、夏くらいは、学ランじゃなく、カッターシャツにすればいいのですよ。この頃は、気温が異常ですから、脱水症状を起こしたり、熱中症にもなりかねません』 「ですが、これが決まりですので」 『…………わかった。雲雀さんに直談判してくる』 「なっ!あの委員長が聞いてくれるはずもないですよ?!」 『聴かぬなら、聴かせて見せよう、委員長。ほら、雲雀さんって私にまだ勝ててないじゃないですか。だから、余計になんとかなると思いますよ?ちゃんと自分より強い人の意見は聴きますからね、彼』 『んじゃ、行ってきます』と、応接室を出て屋上を目指す。 夏だから居ないと思うのだが、彼の場合屋上の給水タンクの影で寝ていそうだ。 ツナ達がつい昨日、船旅から帰ってきた。 それと入れ違いに、ヴァリアーの三人と別れたのだが、正直前々世の話をしても彼らが動揺する事もなく、態度も変わらなかった。 まぁ、レヴィの態度は変わりそうだが、ザンザスとベルフェゴールの態度が変わる事は無いと思う。 ……救いだよなぁ。 一端だけを見せただけの家光さんは、いきなり敵視したのにだ。 しかもこれが十四歳の時なのだから、余計いただけない。 もし、本当に私が普通の人だったら、凄くぐれてたりとかけこう精神的なダメージを追っていると思う。 終いには自分で自分を追い込んで、自殺してしまってるんじゃないだろうか。 そう考えると、ザンザス達が天使に見えてきたよ。 あー、楽だ。 もちろん、学校も楽だ。 雲雀さんや風紀委員の人達は、私をそんな風には見ない。 まぁ、少ぉし力使ったら目をキラキラさせて「臣下にさせてください!」と言ってきて風紀委員になった人が大半だが……。 まぁ、自由も縛りもある程度で好きなのだけど……。 思考が進むうちに屋上に着き、辺りを見渡す。 日の当っている場所に雲雀さんはいない。 当初から、居るであろうと考えていた所を覗けば、三毛猫と一緒に雲雀さんが寝ていた。 ……どっちが猫だ? 「櫻、今変なこと考えていなかった?」 『あ、起きましたか?』 「君が来たからね。それで何?」 『風紀委員の制服の件ですが、今年は異常気象なので日中の一番熱いとされる時間帯だけは学ランではなく、白いワイシャツだけにしませんか?』 「イメージが崩れるだろ?」 『まぁ、主な活動時間は学ランでないといけない事としますし、そこまでイメージに損害はないと思いますよ?』 「……じゃぁ、いいよ。その代わり、僕と丸一日戦闘してね」 『ええ、いいですよ。では、また今度で』 その場を去り、再び応接室へと戻る。 『OKでましたよ~』 「なんと、流石補佐!」 『とりあえず日中の一番熱い時、えーっと……十二時から十五時までは襟付き白のワイシャツでいいです。それ以外は学ラン着用で』 「了解しました。ではその様に皆に連絡しておきましょう」 部下を呼び、草壁さんは指示を出す。 呼ばれた部下は連絡内容を聞いて、私と草壁さんを交互に見て驚いた顔をしていたが、こうしてはいられないと応接室から退室していった。 「ところで、代償は?」 『雲雀さんと丸一日戦闘』 「……大変そうですね」 『まぁ、三日とか言われたら、死んでたけど……。一日くらいなら大丈夫よ』 祭囃子(まつりばやし)の音が聞こえる。 「さて、徴取徴収」 『雲雀さんまた活動費ですか?』 「もちろんだよ。守るにも、発展させるにも費用はかかるからね」 神社で行われている夏祭りに、私と雲雀さんは警護という名目でそこにいた。 警護と言っても、有料のそれは少しばかり強引だ。 この街は元々プリーモが移り住んでいた地だからか、治安もいいはずだが、ごくたまにそれをバネにして変な妄想と力に酔いしれる連中が出てくる。 「それに、昨日起こった強盗事件も犯人が捕まっていない」 『あー。あれね。駆けつけるのが少し遅くて逃がしてしまいましたし、今度こそ捕まえましょうか』 「咬み殺そう」 『……半殺し、いえ八分殺し決定ですか』 流石は雲雀さん。 こちらのフォローとか色々と手がかかります。 仕方ないと肩をすくめて、雲雀さんの後ろを歩きながら夜店を回ってゆく。 ……やっぱり、今年もこういう事になるのね。 できれば単独行動したかったよ。 でも、それをしたら雲雀さんがいろいろと無茶を言い始めそうだからね。 林檎飴とか、イカ焼き食べたかった!! しかしまぁ、この夏祭りが終われば、夏の最盛期が終わるも同じこと。 うるさい蝉の鳴き声から解放されるのはうれしいが、大半の生徒は宿題の多さに頭を抱えることとなる。 ツナはそれよりも厄介な事が控えているのだけどね。 「三万」 雲雀さんがそう言って徴収してゆく。 普段から私と草壁さんがいろいろ試行錯誤してやっているので、原作の金額よりかはマシになった方だ。 そして原作通り、ツナ達の屋台まで来る。 『やほー、ツナ。儲かってるかい?』 「たった今、儲けが無くなったよ……」 「お久しぶりです!櫻さん!」 『やぁ、獄寺君。順調に回復したようだね』 「お、櫻姉さん!」 『武君も。あ、一つちょうだい』 どさくさに紛れてチョコバナナを一つ購入。 やーっと、夕食だね。 「行くよ、櫻」 『はいはーい。じゃね、ツナ~』 先を急ぐ雲雀さんに呆れつつ、私は三人と別れてまた委員の仕事に戻る。 「いないね」 『あー、強盗犯ですか?ああいう輩は現場に舞い戻るのが普通ですし、時間帯が違うのでしょう。もう少し黄昏時になったら探してみてはいかがです?特に高い場所』 「?」 『夕暮れは逢魔が時といいますし、盗みをするなんてあまり賢い選択肢とは言えませんからねぇ』 「ふぅん、なるほどね」 案の定、夕暮れ時に強盗犯は現れた。 フランクフルト屋に、わたあめ屋さん。 お面屋さんに、金魚すくいの屋台。 ……まったく、よくやってくれたものよね。 出来うる限り、原作外の人数は減らしておきましょうか。 雲雀さんやツナ達が相手する人数以外を、秘密裏に倒してゆく。 その間に階段の頂上にあるお堂あたりに花火が上がった。 イーピン……。 そういう設定だったなと思いながらも、一人また一人と着実に倒してゆき、自分が倒すべき相手がいなくなる。 まー、確かに雲雀さん美形ですし、惚れるのも分かりますけれど……ランボ大丈夫かな? 爆発に巻き込まれたはずであろう五歳児を心配する。 ため息ひとつついた後、大きな鳥居を見上げた。 今頃は乱闘中か。 ツナにはちゃんと強くなってもらわないとな。 木々の中から見守るという事をしていて、なんとなく家光さん譲りなのかなと思ってしまう。 ま、あの人はイタリアでしてたけどね。 まもなく窃盗犯たちは全員倒されるだろう。 さて、私は倒した人を一か所に運んでぐるぐる巻きにするか。 この後、無事に無傷で帰ってきた雲雀さんと合流し、風紀委員で捕まえた人たちを警察までひきづって行きました。 「こんなにいたのっ!」 『あら、ツナ。ええ、どうやら集団で窃盗を繰り返していたようですね』 「……というか、櫻姉さんも来てたんだ」 『私は風紀委員ですよ?来ていないと可笑しいでしょう??』 「あ、そっか」 という具合にツナが吃驚してました。 いやいや、”赤信号、みんなで渡れば怖くない!”というのを犯罪で行うなんて性質が悪いですよ。 どす黒い利益を出してどうします? もっとまじめに行動していれば、別の利益が上げれたでしょうに。 ま、ボンゴレに所属している私に、そんな事を言う資格はないのかもしれませんけど。 次ページ:始まりの三つ巴へ
https://w.atwiki.jp/armorjacket/pages/19.html
AJ バトン内の登場ロボ? AJの紹介です 1番隊風紀委員会 名称=菊一文字(篠木坂 飛鳥機) 型式番号=??? 所属=御剣学園 生徒会執行部1番風紀委員会 開発=四菱重工社 生産形態=カスタムメイド機 頭頂高=??? 重量=??? 全備重量=??? 出力=??? 推力=??? 最大速度=??? 装甲=??? 動力=パラジウムリアクター 駆動系=電気駆動 油圧式駆動 機体色、外見的特徴=黒、ライン部分は赤で塗装 武装=YW-073 単分子カッター 搭乗者=篠木坂 飛鳥 備考=四菱重工社製YAJ-011のカスタムメイドモデルであり御剣学園生徒会執行部1番隊風紀委員会の役員専用機。 同委員会の副委員長が搭乗する同型機がもう1機存在する。 亜紀曰くカタログスペックを見る限りかなりのじゃじゃ馬であり、ドライバーに求められる操縦技術は高いものが要求される。 4番隊監査委員会 名称=ジャッカル(南条 鈴斗機) 型式番号=MAJ-005 所属=???学園 生徒会執行部4番隊監査委員会 開発=Misato Enterprise社 生産形態=量産型 頭頂高=??? 重量=??? 全備重量=??? 出力=??? 推力=??? 最大速度=??? 装甲=??? 駆動系=電気駆動 機体色、外見的特徴=紫、ライン部分は黒で塗装 武装=MWSK-65 近接戦闘ナイフ×2、MWSB-74 近接戦闘長刀×2、MWSG-87 突撃砲×4 搭乗者=南条 鈴斗 8番隊美化整備委員会 名称=ジャッカル(エリオン機) 型式番号=MAJ-005 所属=???学園、生徒会執行部8番隊美化整備委員会 開発=Misato Enterprise社 生産形態=量産型 頭頂高=??? 重量=??? 全備重量=??? 出力=??? 推力=??? 最大速度=??? 装甲=??? 駆動系=電気駆動 機体色、外見的特徴=金色、機体頭部に角 武装=MWSK-65 近接戦闘ナイフ×2、MWSB-74 近接戦闘長刀×2、MWSG-87 突撃砲×4、YW-022 高出力冷機ガス噴射機(特殊兵装) 搭乗者=エリオン・ディ・ヴィリニーアス とりあえずテンプレこんなもんでどうすか?